カラーリング施工例

モータースポーツにおいてカラーリングって大事だと思いませんか?
もちろん様々な考え方がありますので絶対的なものでは決してありませんが、“競技場で”目立つのは悪い事じゃありませんよね。
と言う事でDirtroadカラーも存在するわけですが、今まではこのカラーリングを塗装で実施しておりました。
塗装としたのには様々な理由がありますが、やはり経済的な意味合いが大きかったのは確かです(我々の環境では塗装の方が遥かに安く実施出来るのです)。
反面、塗装は当然、元に戻れない一方通行の“やる気仕様(笑”ですので、誰もが簡単には出来ません。
と言う事で、乗り換えのタイミングと丁度合致した私、管理人のKENがカッティングシートでのカラーリングにチャレンジしてみました。
と、書くと自分で施工したかのようですが、仕上りに不安がある為、今回はプロにお願いする事にしました。

そのプロとは、東京都小平市にある有限会社フロムファーストさんです。
全日本車両のカラーリングも手掛けるプロ中のプロです。

仕上がりは素晴らしいの一言ですね。
シートに光沢があるので、とにかく綺麗に見えます。
またモールを抜いたり、見え難いところまでシートを入り込ませるなど、細かいところまでよく仕上げて下さっています。
“でもダート車だったら、直にガチャガチャになっちゃうんじゃない?”
確かに仰る通りですが、跳ね石が当たり易い場所は張替えがし易いようにカットしてあるという心憎いテクニックまで使用して頂いていますので、酷くなったところだけ補修するという最小限の手間とコストで対応出来るようになっています。
施工費用は決して安い金額ではありませんが、手間暇を考えると決して高くない事が今回分かりました。
気分的には30馬力アップなので、ある意味良いチューニングかもしれませんし(笑
皆さんも思い思いのカラーリングでモータースポーツを楽しんでみませんか?

最初はこんな感じ。
至って普通ですね。
スプレーで水をかけ、位置決めをし易くしながら決まった段階で水を抜いていきます。強くやり過ぎると破れますし、抜きがあまいと水分が残るので酷いことになります。
不要部分はカットし、3次元に折れ曲がっている所は暖めながら馴染ませます。
徐々に仕上がってきましたね。実はこう言った部分が腕の見せ所です。四角いシートを効率良く貼るには、何処でどれぐらいのシートを使うか考える必要があります。ただ貼ればいいってものではありません。
そして完成!
しかし、これだけだとまだ寂しいですね。

ようやくここで本当の完成!
あぁ、でもこんな綺麗な状態、最初で最後かな・・・(笑