はじめまして! こんな所まで覗いて頂きありがとうございます。
大した物を書けるとは思っていませんが、”競技人口減少に少しでも歯止めが掛かれば”な〜んて思ってこんな事、書いてみようなどと思ってしまっております。いつまで続くやら・・・
”競技人口減少”と一口に言っても、その原因ってさまざまですよね。
その原因を一言で言ってしまえば、やめる人が増え、始める人が減っている訳ですが・・・
始める人が減る原因は後に考えるとして・・・
今回は、やめる原因について少し考えてみました。
よく聞く理由を幾つかあげると、
1)結婚や出産を機に経済的理由で引退する方
2)長引く不況の煽りで、競技どころではない方
3)JAFの規定に振り回され、去って行く方
これらの方々は、あまり心配ないんだと思います。
競技の楽しさを知り、続けたい気持ちがありながらも諸事情により、やむを得ず去って行ってしまうのでしょうから・・・
日が経ち、再開してくれる方々もいる事でしょう。
4)始めてはみたけど、金が掛かり過ぎて続けられない。
5)始めてはみたけど、ちっともうまくなれなくてつまらない。
6)始めてはみたけど、怖くて競技どころではない。
7)始めてはみたけど、コースが憶えられずに結果が残らない。
逆にこういう方たちには、なにかしてあげたいですよね。
というより、何かしてあげないといけないんでしょうね。
主催者として、エントラントとして、そして観戦者として・・・・・
ただでさえ敷居の高いと言われている、ダートラを始めたのにその楽しさをロクに知る事も無く、やめさせてしまうのでは
なにか心許ない感情がチクチクとあったりするのです。
私以外にも、何かしてあげたいけど何もしてあげられずにそういった人達を引き止められずに残念な思いをした人もいるんじゃないでしょうか?
4)は私自身がして欲しい立場なので、何もしてあげられないのですが残り3つは何かしてあげられるんじゃないかなぁ?というのが事の発端なのです。
これらの理由は、初心者が故の理由であってせめて初級者程度に上達すれば払拭できる理由じゃないのかな?というのが、このコラムの題名に繋がる訳ですが・・・・・
(前置き長げぇ〜〜〜なぁ〜〜〜おい。。。完熟歩行する時間なくなるじゃねぇか!!というより、前置きこんなに書いちゃったら、本文もっと書かなきゃいかんやん。。。ネタ続くかしら・・・大汗・・・)
これを読んでくださっている方が、4)5)6)の理由でやめたいな!やめようかな!
と思っているのであれば、続きを読んで頂いてもう少し頑張ってみてください。
また、周りにそのような方がいたら読んでもらってください。
全員引き止められるとは思って居ませんが、1人でも踏み止まってくれる方が居たならうれしい事この上無いです。 5)始めてはみたけど、ちっともうまくなれなくてつまらない。 を解決する!
原因が2つ混じってしまってますので、きちんと2つに分けましょう!
・うまくなれなくて挫折しそうなのか?
・うまくはなっているけどつまらないのか?
もし、後者なのであれば私には何もできないと思います。
なにを楽しいと思うかは人それぞれなので、こればかりはどうしようもないですよね。
でも、前者なのであれば、なにかお役に立てるかも知れません。
現代の教育制度の弊害と言ってしまうと話が大きく飛躍してしまいますがダートラに限らず、あらゆる趣味の世界や、職場等でも自分が成長する過程を自分自身で見つけ出せない人って結構居るのではないかな?なんて思ったりもしています。
成長する過程で必要なのは
1.思い通りに行かない原因を特定する。
2.原因を改善する方法を見つけ出す。
3.原因を改善する方法を実施する。
このプロセスを繰り返す事だと思うのですが、以外に簡単そうで難しいですよね。
なんせ、どれか一つ欠けてもいけないのですから・・・
しか〜〜〜し、、、難しいと言って諦めてしまっては話が終わってしまうので、その難しい事をどう実現していくかを考えましょう。
上の3つを見て何か気付く事はありませんか?
3.は自分でやるしか方法はありませんが・・・
1.2.は、他人に聞く事ができるんですよ!
思い通りに行かない原因がわからないのであれば誰かに横に乗って貰って、原因を聞いてみてください。
簡単に判明してしまうかも知れません。
原因を改善する方法がわからないのであれば誰かの横に乗せて貰うなりして、自分のしている事とどこが違うのかを見てみてください。
初心者に欠けている物−図々しさ−
初心者から脱出するために、礼節をわきまえて図々しくなってください。
ある程度図々しくなれれば、色々質問する事ができるようになります。
そうなってくると、ある勘違いに遭遇します。
「なんでそんなに速いんですか?特別にしてる事とかありますか?」
こんな質問する人をたまに見かけたりしませんか?
こういう質問をする人は、根本的な部分で分かっていない事があります。
結果を出せない人が、特別な事としてなかなか実行できない事を結果を出せる人は、当たり前の事として行っている。
という事です。
特別にしてる事を聞いたところで、期待する答えなど返って来ないと思った方がいいです。
なぜなら、質問された人は質問した人が特別と思っている事を当たり前の事と思っているのですから・・・
質問の真意が、自分のしてない事で相手がしている事を知りたいのであれば、自分自身が見比べて見つけるしかないのです。
だから「見習う」なのです。
「聞習う」「耳習う」なんてないでしょ? 6)始めてはみたけど、怖くて競技どころではない。 を解決する
まずはじめに、怖いの意味を調べてみましょう。
こわい 【怖い・恐い】
1 それに近づくと危害を加えられそうで不安である。
自分にとってよくないことが起こりそうで、近づきたくない。
2 悪い結果がでるのではないかと不安で避けたい気持ちである。
3 不思議な能力がありそうで、不気味である。
[ yahoo の辞書検索より引用]
次に、「怖い」という感情が何に対する物なのかを明確にしましょう。
TV等で、アナウンサーがプロレーサーに「怖く無いですか?」と聞くシーンって見た事ありませんか?
大抵のプロレーサーは、「怖いですよ。」って答えている記憶があります。
もし、「怖い」という感情が、クラッシュする事による心身的被害や車を壊す事による経済的被害に対する物なのであれば
それは、人間として正常なのだと思います。
きっと殆どの人が持っている感情であり、だからこそヘルメットを被ったり、ロールケージを入れたり、車両保険に入ったり
する事で、怖いという感情を減らす対策をしているのであり、又クラッシュしないように、一生懸命に車をコントロールしているのです。
逆にその怖さ(スリル)があるからこそ、楽しいのかも知れません。
怖いという感情が、上記の通りであるのであれば、すでに初心者では無いような気がします。
この怖さは、モータースポーツをする以上避けられない物でありその怖さを理由にやめたいと思うのであればそのような方は残念ながら向いてないのかも知れません。
そうではなく、初心者特有の「滑る事そのものが怖い」のであればきちんと安全な方法で「滑る事=危険ではない」という事を体に染み込ませる事によって、快方に向かうのではないでしょうか?
滑る事自体は決して危なくは無いのです。
縦滑りであろうと、横滑りであろうと、はたまた後ろ向きに滑ろうと・・・
40km/hだろうと100km/hだろうと200km/hだろうと・・・
地球上である限り、摩擦で速度が落ちるのでいつかは必ず止まるのです。
止まるまでの間にどこにもぶつからなければ、痛くも痒くもないのです。
しいて言えば、タイヤにフラットスポットができてお財布が痛い程度です。
滑る事→ぶつかる という直結した方程式が先入観で入ってしまっているケースが多いと思うので、その方程式を頑張って崩してください。
真の方程式は
滑る事→楽しい→調子に乗りすぎる→ぶつかる
です。(笑
誰ですか?調子に乗りすぎてるのは?・・・
7)始めてはみたけど、コースが憶えられずに結果が残らない。 を解決する
ダートラではあまり聞かない話ですが、ジムカーナ屋さんにはたまに居たりしますね。
ダートラでも、初めて行ったのが千葉2だったりすると、トラウマになってしまうのかな?
人間誰しも、一度に色々な事を考えて行動するのは難しいと思います。
初心者であるが故に、車を運転する事自体に一生懸命に成らざるを得ずコースを憶えている余裕が無いだけかも知れませんよね。
もし、初心者がこの手の悩みに困って居るのであればあまり深くは考えずにコースを憶える事は後回しにしてしまって良いと思います。
まず、頭で考えずに車を運転できるようになる事が先決です。
頭で考えずに車を運転できるようになったら、楽しく運転できるようになる事が大切です。
楽しく運転できるようになったら、普段の運転でも何かしらの規制を自分に科すようにしましょう。
・止まる時は必ず、停止線の2m手前
・交差点で止まる時に前送車が居なければ、踏んだブレーキはぎりぎりまで踏力を調整しない
・落ちている小石を特定のタイヤで踏む
・峠道を一定速度で巡航する
↑こんなのね。(道路交通法は遵守してください。)
普通に運転する事+αを常に行う事で+αの部分を意識する事無くこなせるようになるはずです。
そうなったら、競技本番の時の+αを「指定されたコースを走る」事に割当てれば良いのです。
注)すでにそのレベルに居る人は、初心者じゃないと思うので
そのレベルでコースが憶えられないと言う人は違う原因と思われます。 |